キャトルフィーユ(左)がアロマティコ、スマートレイアーらの追撃を抑え重賞初制覇
3日、札幌競馬場でクイーンS(3歳上・牝・GIII・芝1800m)が行われ、4〜5番手でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の2番人気キャトルフィーユ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で前を捕らえて抜け出し、後方から馬群を抜けてきた6番人気アロマティコ(牝5、栗東・佐々木晶三厩舎)の追撃をハナ差退けて優勝した。勝ちタイム1分45秒7(良)は、札幌芝1800mのレコードタイム。
さらにクビ差の3着には、外から最後まで追い込んだ1番人気スマートレイアー(牝4、栗東・大久保龍志厩舎)が入った。なお、3番人気ディアデラマドレ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)は5着に終わった。
勝ったキャトルフィーユは、父ディープインパクト、母ワンフォーローズ、その父Tejano Runという血統。愛知杯・中山牝馬S・福島牝馬Sで連続2着、前走のヴィクトリアマイルも僅差の5着と堅実さを見せ続けていたが、通算20戦目のここでついに重賞タイトルを手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆キャトルフィーユ(牝5)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・角居勝彦
父:ディープインパクト
母:ワンフォーローズ
母父:Tejano Run
馬主:ロードホースクラブ
生産者:ケイアイファーム
通算成績:20戦4勝(重賞1勝)