2歳王者アジアエクスプレスの復活なるか(写真は2013年朝日杯FS優勝時、撮影:下野雄規)
ユニコーンSでまさかの惨敗を喫したアジアエクスプレスがここに参戦。立て直しての復活を果たせるか、それともダートで順調に力をつけてきた馬がタイトルを手にするか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■8/10(日) レパードS(3歳・GIII・新潟ダ1800m)
アジアエクスプレス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)は、皐月賞6着のあとダート路線に戻ることが発表され、断然の人気を背負ってユニコーンSに出走したものの、久々のダートということが影響したのか、12着とまさかの惨敗を喫した。今回はダートでの連戦となるし、実績では抜けた存在だけに、2度続けての凡走はできないところだろう。
レッドアルヴィス(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は、前走のユニコーンSで重賞初制覇。今回は前走以上のメンバーが揃うことになりそうだが、中京・東京で勝ち上がってきた馬だけに新潟の適性も高そうだし、秋の大レースに向けてさらに賞金を加算したいところだ。
アスカノロマン(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)は、今年頭にダート路線に変更してから、6戦3勝2着2回という抜群の安定感を発揮。2走前の鳳雛S(本馬は2着)の勝ち馬カゼノコはJDDを制覇してGI馬となったし、本馬も前走の濃尾特別で古馬相手に完勝してレベルの高さを見せた。重賞のここでも上位争いが期待される。
その他、500万・青竜Sと連勝しJDDでも4着に入ったノースショアビーチ(牡3、美浦・田中剛厩舎)、伏竜Sを勝っているランウェイワルツ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、デビューは遅れたものの未勝利と500万をアッサリと連勝したクライスマイル(牡3、美浦・大和田成厩舎)なども上位争いの候補。発走は15時45分。