父アドマイヤドン、父の母ベガも手掛けた松田博厩舎の良血ワールドリースター
3週連続の新馬戦Vを狙う松田博厩舎が良血馬
ワールドリースター(牡)を土曜札幌5R(芝1800m)に送り込む。母ワールドリープレジャーはサンタ
アニタHC連覇(13、14年)など米GIを8勝をした
ゲームオンデュードを輩出。父は名牝
ベガの子でJRA、地方合わせてGIを7勝したアドマイヤドン。現役引退後は種牡馬として結果を残せずに移籍したが、けい養先の韓国で出会ったのがワールドクラスの繁殖牝馬だった。
札幌入厩後は併せ馬を6本消化。松田助手は「乗り込みは十分に足りている。いい仕上がり」と上々の手応え。血統背景からはダート向きを思わせるが、1週前追い切りに騎乗した福永は「
スピードだけじゃなくて、
パワーもある。ちょうどいい感じの
バランス」と性能の高さを強調する。父アドマイヤドン、父の母ベガも手掛けた松田博厩舎は来春がラストクラシック。また一頭、血統馬が初陣Vを決める。