評判馬が集った一戦で胸のすくような圧勝劇。ゼンノロブロイ産駒の6番人気
シャルール(牝、栗東・松永幹)が1分51秒2のタイムで鮮烈なデビューVを決めた。中団追走から外めを回って直線入り口では先団を飲み込む勢い。四位の左ステッキが入ると後続をグングン突き放し、6馬身差をつける独走でのゴールとなった。08年の桜花賞馬
レジネッタの初子
レジメンタル(5番人気)が後方から脚を伸ばして2着。さらに1馬身差の3着は8番人気の
マイネルカレッツァ。1番人気に支持された
ワールドリースターは5着。行きたがる面をなだめながら中団でレースを進めたが、ピリッとした脚が見られなかった。
当初予定していた千二ではなく、追い切りの感触から千八に使うことを進言したという四位は「ゆったり走らせた方がいいから」と満足顔。「まだ強い調教をやっていなかったし、もっと良くなる」と期待を込めていた。