クラリティスカイが抜け出し、後続に2馬身差をつけレコードV(撮影:下野雄規)
11日、東京競馬場でいちょうS(2歳・重賞・芝1600m)が行われ、4番手でレースを進めた横山典弘騎手騎乗の4番人気クラリティスカイ(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で前を捕らえて抜け出し、後方からの追い上げを見せた2番人気ネオルミエール(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒5(良・2歳コースレコード)。
さらにクビ差の3着に3番人気ミッキーユニバース(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。なお、1番人気サトノフラム(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は10着に終わった。
勝ったクラリティスカイは、父クロフネ、母タイキクラリティ、その父スペシャルウィークという血統。デビューから2戦続けて敗れたものの、3戦目となった前走をレコードに迫る好タイムで完勝。続くここでロゴタイプのレコードをコンマ1秒更新し、その成長力を見せつけた。また、鞍上の横山典弘騎手はこの勝利でJRA通算2500勝を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆クラリティスカイ(牡2)
騎手:横山典弘
厩舎:栗東・友道康夫
父:クロフネ
母:タイキクラリティ
母父:スペシャルウィーク
馬主:杉山忠国
生産者:パカパカファーム
通算成績:4戦2勝(重賞1勝)