5日、中京競馬場で行われた愛知杯(GIII・芝2000m)は、安部幸夫騎手騎乗で、ハンデ51キロの13番人気
マイネソーサリス(牝4、栗東・佐々木晶三厩舎)が好位追走から直線で抜け出して優勝。勝ちタイムは2分01秒3(良)。クビ差の2着には後方から追い込んだ11番人気
チアフルスマイル、さらに1.1/2馬身差の3着は14番人気
フィヨルドクルーズが入り、3連単はJRA重賞史上最高となる2,214,210円の大波乱となった。1番人気の
メイショウオスカルは12着に敗れた。
勝った
マイネソーサリスは、父ブライアンズタイム、母が94年オークス(GI)5着、クイーンS(GIII)3着馬
マイネマジック(その父ギャロップダイナ)という血統。前走、紫野特別(1000万下)を勝ったばかりで、重賞初挑戦での勝利となった。通算成績11戦4勝。
鞍上の安部幸夫騎手(36、愛知・安部弘一厩舎)は、5日現在で愛知競馬のリーディング1位で、過去にはブラウンシャトレーとのコンビで02年阪急杯(GIII)3着などの実績があるが、今回がJRA重賞初制覇となった。管理する佐々木晶三調教師は、
オペラシチーで制した目黒記念(GII)、タップダンスシチーで制した金鯱賞(GII)に続き3週連続のJRA重賞制覇。JRA重賞は今年5勝目で、通算22勝目。