9日、札幌競馬場で行われた
アタックチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金110万円)は、宮崎光行騎手騎乗の1番人気
チェリームーン(牝2、北海道・米川昇厩舎)が、2番人気
ブラックキーラーに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分02秒2(良)。
勝った
チェリームーンは、父アドマイヤボス、母は
マベルチェリー(その父Kenmare)という血統。デビュー戦、前走ともに1番人気の2着と惜しい競馬が続いていた。通算成績3戦1勝。
アドマイヤボスは父サンデーサイレンス、母ベガ(その父トニービン)という血統で、00年にデビュー。初戦となる3歳7月の未勝利戦を圧勝し、続く500万下は2着に敗れるも、3走目のセントライト記念(GII)で優勝。同年の有馬記念(GI)ではテイエムオペラオー(00、01年天皇賞春-GIなどGI・7勝)に0.2秒差5着など活躍を見せた。通算成績10戦2勝。全兄に04年に急逝したアドマイヤベガ(99年日本ダービー-GI)、半弟にアドマイヤドン(04年フェブラリーS-GIなどGI・7勝)がいる。02年に種牡馬入りし、現在は日高軽種馬農協門別種馬場で繋養されている。現2歳世代が初年度産駒で、今回の勝利が同産駒の初勝利となった。