エプソムC、スズノマーチが重賞初制覇

2005年06月12日 15:39

 12日、東京競馬場で行われたエプソムC(GIII・芝1800m)は、北村宏司騎手騎乗の4番人気スズノマーチ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)が、2番手追走の3番人気グランリーオをゴール前でクビ差交わし、重賞初制覇を決めた。勝ちタイムは1分46秒6(良)。さらにクビ差の3着には7番人気ダイワレイダースが入った。1番人気サイレントディールは直線伸び切れず4着に敗れ、02年天皇賞・春(GI)4着以来の出走となった13番人気ボーンキングは、後方2番手から直線追い込み5着に入った。

 勝ったスズノマーチは、父ティンバーカントリー、母サイレントプレアー(その父サンデーサイレンス)という血統。デビュー4戦目の弥生賞(GII)で2着に好走したが、その後は皐月賞(GI)9着、日本ダービー(GI)17着に敗退。昨年12月のオリオンS(1600万下、芝2000m)を制しオープン入りすると、前々走のエイプリルS(OP)を快勝。前走の新潟大賞典(GIII)は2番人気で6着に敗れていた。通算成績22戦6勝。

 鞍上の北村宏司騎手はマイネルデュプレで制した昨年の共同通信杯(GIII)以来のJRA重賞勝利で、通算6勝目。管理する藤沢和雄調教師はゼンノロブロイで制した昨年の有馬記念(GI)以来のJRA重賞勝利で、通算72勝目。北村宏司騎手は同レース初制覇、藤沢和雄調教師は97年タイキマーシャル以来、同レース2勝目となった。

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