現地時間14日、英・ヨーク競馬場で行われたグローバル・スプリント・チャレンジ第3戦、キングススタンドS(3歳上、英G2・芝5f)は、C.ルメール騎手騎乗の3番人気チニュー Chineur(牡4、仏・M.デルザングルス厩舎)が快勝した。勝ちタイムは57秒55(良)。1.3/4馬身差の2着には10番人気のブーギーストリート Boogie Street、さらにクビ差の3着には モスベール Moss Valeが入った。1番人気に推されたヴァー Varは6着、ザタトリング The Tatlingは7着に終わった。
勝ったチニュー Chineurは、父が99年フェニックス賞(愛G1)、モルニ賞(仏G1)とG1を連勝し、無敗のまま引退したFasliyev、母がWardara(その父Sharpo)という血統の仏国産馬。前走サンジョルジュ賞(仏G3・芝1000m)に続き、重賞連勝となった。
なお、グローバルスプリントチャレンジの首位ケープオブグッドホープ Cape Of Good Hopeは4着。依然、首位をキープしている。続く4戦目は6月18日にヨーク競馬場で行われるゴールデンジュビリーS(英G1)で、日本からはキーンランドスワンが出走を予定している。