現地時間14日、英・ヨーク競馬場で行われたクイーンアンS(4歳上、英G1・芝8f)は、C.スミヨン騎手騎乗の2番人気ヴァリキシール Valixir(牡4、仏・A.ファーブル厩舎)が優勝。勝ちタイムは1分36秒64(良)。前走のロッキンジS(英G1・芝8f)を5馬身差で圧勝し、1番人気に支持されていたラクティ Raktiは1.1/2馬身差の2着に終わった。さらに1/2馬身差の3着に3番人気スタークラフト Starcraftが入った。
勝ったヴァリキシールは、父Trempolino、母Vadlamixa(その父Linamix)という血統の愛国産馬。叔父にBCマイル(米G1)を勝ったVal Royal(父ロイヤルアカデミーII)がいる。昨年のユジューヌアダム賞(仏G2・芝2000m)、ニエユ賞(仏G2・芝2400m)を勝ち、凱旋門賞(仏G1・芝2400m)にも挑戦(10着)。前走のイスパーン賞(仏G1・芝1850m)で初G1制覇を達成し、今回の勝利でG1連勝となった。