現地時間16日、英・ヨーク競馬場で行われたゴールドC(4歳上、英G1・芝20f)は、O.ペリエ騎手騎乗の1番人気ウェスターナー Westerner(牡6、仏・E.ルルーシュ厩舎)が、10番人気ディスティンクション Distinctionとの接戦をクビ差制して優勝した。勝ちタイムは4分19秒49(良)。さらに5馬身差の3着にはヴィニーロー Vinnie Roeが入り、昨年イングランディーレ(9着)などを破ったパピノー Papineauは16着に大敗した。
勝ったウェスターナーは、父デインヒル、母Walensee(その父Troy)という血統の英国産馬で、半姉にウォーゲーム War Game(父Caerleon、モーリスドニュイユ賞-仏G2)がいる。昨年の同レース2着後、9月のグラディアトゥール賞(仏G3)からカドラン賞、ロイヤルオーク賞(共に仏G1)をそれぞれ2連覇するなど重賞5連勝していた。今回の勝利でG1・5勝目で通算成績25戦11勝。