京成杯を快勝したプレイアンドリアルが引退 故障からの復帰ならず

2014年11月21日 20:10

引退が決まったプレイアンドリアル(写真は2014年京成杯優勝時、撮影:下野雄規)

 今年の京成杯を快勝したプレイアンドリアル(牡3、川崎・河津裕昭厩舎)が、11月18日付で引退したことがわかった。21日、神奈川県川崎競馬組合より発表された。

 同馬は2013年8月に北海道・田部和則厩舎からデビュー。3戦目からは中央競馬に挑戦し、東京スポーツ杯2歳Sで後の皐月賞馬イスラボニータとクビ差の2着(この後現在の河津厩舎に移籍)、明け3歳1月の京成杯優勝と活躍した。

 これにより皐月賞・日本ダービーの出走規定をクリアし、地方所属馬初のクラシック制覇が期待されたが、京成杯の後に右前脚繋靭帯炎を発症。皐月賞を回避して日本ダービーのみに目標を絞ったものの、回復の兆しが見られずこれも回避することとなった。その後も症状が改善することはなく、復帰を断念しての引退が決定した。

 今後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブで乗馬になる予定。

【プロフィール】
◆プレイアンドリアル(牡3)
厩舎:川崎・河津裕昭
父:デュランダル
母:シルクヴィーナス
母父:ティンバーカントリー
馬主:岡田繁幸
生産者:森牧場
通算成績:5戦3勝(JRA重賞1勝)
主な勝ち鞍:2014年京成杯(GIII)

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