30日、京都競馬場で白菊賞(2歳・牝・500万・芝1600m)が行われ、後方でレースを進めた秋山真一郎騎手騎乗の6番人気アスカビレン(牝2、栗東・中尾秀正厩舎)が、直線で横一線に広がった馬群の間を割って、一旦先頭に立っていた7番人気ペルフィカ(牝2、栗東・岡田稲男厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。
さらにクビ差の3着に2番人気シャルール(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が入った。なお、1番人気エイシンカラット(牝2、栗東・今野貞一厩舎)は4着、3番人気ウインソワレ(牝2、栗東・宮本博厩舎)は8着に終わった。
勝ったアスカビレンは、父ブラックタイド、母スウェプトレジーナ、その父スウェプトオーヴァーボードという血統。新馬戦を勝って挑んだ萩Sではシンガリ負けに終わっていたが、自己条件に替わったここで2勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆アスカビレン(牝2)
騎手:秋山真一郎
厩舎:栗東・中尾秀正
父:ブラックタイド
母:スウェプトレジーナ
母父:スウェプトオーヴァーボード
馬主:神田紘爾
生産者:桑田牧場
通算成績:3戦2勝