ホッコーブレーヴ松永康師は初距離3600mに「合っていると思う」/ステイヤーズS

2014年12月04日 12:00

 工夫を凝らした内容で汚名返上だ。1番人気のアルゼンチン共和国杯で14着に惨敗したホッコーブレーヴが、美浦Dで意欲的な3頭併せを行った。

 5Fで僚馬レアルイモン(2歳未勝利)、ディアアスペン(4歳500万下)を大きく追走。3角から徐々に差を詰めると、直線では2頭の間に突っ込んだ。一杯に追われると最後はそれぞれに先着し、5F62秒9-36秒4-11秒8をマーク。この日のDでの一番時計となった。

 動きを見届けた松永康師は「最後はグイッと伸びてくれた。前走よりもいいね」と満足そう。直線で馬の間に入れたことについては「前走は気合不足のところがあったので、闘争心を引き出すために行った」と説明した。

 今回の3600mは未知の領域となるが「エンジンのかかりが遅いので合っていると思う」と前向きにとらえる。今春の天皇賞で3着に好走した実力馬が、師走名物のマラソンレースで重賞初Vを狙う。

 連覇を誓う。デスペラードは小林(レースは横山典)を背に栗東DPで単走追い。馬なりのまま軽快に駆け抜けた。6F81秒8-38秒9-12秒2。先週に続き今週もブリンカーを着用。「指示は追わないでいいよ、と。あとはリラックスして走れば。前走が初ブリンカーだったけど、ジョッキーは“集中力があった”って。ここでいい競馬をして有馬記念(28日・中山、芝2500m)につなげたい」と安達師は力を込めた。

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