14日(日)に阪神競馬場で行われる第66回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI・芝1600m)に出走する
ダノングラシアス(牝2)について、追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。
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ダノングラシアスについて矢作芳人調教師
「ファンタジーSは4コーナーから直線にかけて行き場が無くなった上に不利もありました。負けてはいけないレースで負けてしまったという印象です。
お母さんの
サーキットレディがス
プリンターだったので、1400mから使い出しましたが、当然来年の目標は桜花賞ですから、そこを考えてレース、調教をしてきました。ファンタジーSの後も元気ですし、一度短期放牧でリフレッシュさせて、戻ってきてからも順調に来ています。
先週はビュイック騎手に乗って貰って、時計も動きも良かったですし、ジョッキーも満足してくれました。今週は先週早いところをやりましたし、日曜日にもある程度追い切ったので、上がり重点でと指示しましたが、その通りに動いてくれました。まだ2歳の女の子で比較しにくい面がありますが、この馬が一番強いという気持ちでいます。
ラストの脚がしっかりしていますから、阪神もむしろ向いていると思います。2歳の女の子にしては馬格があって逞しいですし、ここ2戦乗っていた岩田騎手がしっかりと折り合いを教えてくれました。馬も学習能力が高いですから、心配していません。あとは運があれば勝てると思います。
パワーがあるタイプですから、雨が降っても対応してくれるでしょう。
今週は
グランプリボスの引退レース(香港マイル)で香港に行くので、GI当日なのに阪神にはいられませんが、精一杯仕上げて行きますので、応援をよろしくお願いします」
(取材:大関隼)