本格化したディアデラマドレの末脚に注目/愛知杯の見どころ

2014年12月15日 18:01

充実著しいディアデラマドレ(写真は2014年府中牝馬S優勝時、撮影:下野雄規)

 中京2000mで行われる牝馬限定戦の愛知杯。ハンデは見込まれそうだが、エリザベス女王杯で3着に入ったディアデラマドレに注目が集まる。暮れの一戦を重賞3勝目で締めくくる事ができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/20(土) 愛知杯(3歳上・牝・GIII・中京芝2000m)

 ディアデラマドレ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)は今年に入って重賞2勝、前走のエリザベス女王杯で3着など充実ぶりが目立つ。今回のメンバーでは力上位で、左回りで力の要る中京コースもピッタリ。ここは勝ち負け必至だろう。

 デニムアンドルビー(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)は前走のジャパンCで前年のような末脚を期待されたが残念ながら不発に終わった。しかし、牝馬同士で左回りなら持ち前の末脚が生きてきそう。一線級相手に渡り合ってきた経験がここで生きそうだ。

 フーラブライド(牝5、栗東・木原一良厩舎)は昨年のこのレースの覇者で、前走のエリザベス女王杯でも力のあるところを見せた。今年も上位争いに加わってきそうだ。

 その他、立ち回りの巧さが光るキャトルフィーユ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)、前々走でショウナンパンドラを破っているレーヴデトワール(牝3、栗東・松田博資厩舎)、近走不振も復調すれば怖いバウンスシャッセ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)、末脚の破壊力が魅力のスイートサルサ(牝4、美浦・菊川正達厩舎)、格上挑戦でオープン特別を制したサトノジュピター(牝5、美浦・堀宣行厩舎)辺りも上位争いの圏内。発走は15時35分。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。