7日、名古屋競馬場で行われた名港盃(3歳上、ダート1900m、1着賞金240万)は、当初騎乗予定の吉田稔騎手(疾病のため)から乗り替わった大畑雅章騎手騎乗の1番人気ヨシノイチバンボシ(牡4、愛知・錦見勇夫厩舎)が好位追走から3角で先頭に立ち、徐々に進出してきた4番人気ロングランナーに5馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは2分01秒4(重)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気ナシュータックが入った。
勝ったヨシノイチバンボシは、父トーヨーリファール、母は98年東海クイーンCを勝ったスバルマドンナ(その父シェイディハイツ)という血統。2歳時に全日本2歳優駿(交流G1-3着)、昨年は全日本サラブレッドC(交流G3-2着)、兵庫ゴールドT(交流G3-5着)と交流重賞で好走を続け、前々走のかきつばた記念(交流GIII)で交流重賞初制覇。連勝を目指した前走のさきたま杯(交流GIII)では、後方のまま伸び切れず7着だった。通算成績24戦9勝(JRA8戦0勝、重賞4勝、うち交流重賞1勝)。