幸騎手が騎乗して東京大賞典の最終追い切りを行ったホッコータルマエ(撮影:井内利彰、撮影日は12月23日)
12月29日、大井競馬場(ダート2000m)で行われる東京大賞典に向けた最終追い切りを行ったホッコータルマエ(栗東・西浦勝一厩舎)。前走チャンピオンズCでは見事な復活劇を演じたが、その勢いのまま、同レース連覇を狙う。
角馬場で幸英明騎手に乗り替わった後、坂路へ移動。ローガンカズマとの併せ馬を行ったが、スタートは右埒沿いを走って、ペースは少し遅め。後半2Fで負荷を掛ける形だったが、追われてからの伸びは秀逸。重心がブレることなく、まっすぐに駆け上がって、時計は4F56.0〜3F40.5〜2F25.3〜1F12.2秒。いくら前半ゆったり走ったとはいえ、ラスト1Fの時計は目立っており、前走の好調をきっちり持続している印象を受ける。(取材・写真:井内利彰)