田辺裕信騎手騎乗のクリールカイザーが押し切り、念願の重賞初制覇(撮影:下野雄規)
25日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)が行われ、スタート後にハナに立って、道中一旦2〜3番手に控えた田辺裕信騎手騎乗の4番人気
クリールカイザー(牡6、美浦・相沢郁厩舎)が、3〜4コーナーで再び先頭を奪ってそのままゴールまで押し切り、好位追走から粘り込んだ7番人気
ミトラ(セ7、美浦・萩原清厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に2番人気
エアソミュール(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)が入った。なお、断然の支持を集めた1番人気
ゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)は直線伸びず7着に終わった。また、3番人気
フェイムゲーム(牡5、美浦・宗像義忠厩舎)は12着だった。
勝った
クリールカイザーは、父キングヘイロー、母スマイルコンテスト、その父サッカーボーイという血統。2011年11月のデビューから29戦目のここで、初めての重賞制覇を果たした。また、鞍上の田辺裕信騎手、同馬を管理する相沢郁調教師はともに昨年の
ヴェルデグリーンに続く連覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
クリールカイザー(牡6)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・相沢郁
父:キングヘイロー
母:スマイルコンテスト
母父:サッカーボーイ
馬主:横山修二
生産者:千代田牧場
通算成績:29戦6勝(重賞1勝)