福永騎手を背に共同通信杯の1週前追い切りを行ったリアルスティール(中央、撮影:井内利彰)
阪神芝1800mの新馬戦で2着に3馬身1/2の差をつけてデビュー勝ちしたリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎)。レース後は一旦放牧に出されて、1月27日に栗東へ帰厩。今朝4日は予定されている共同通信杯(2月15日・東京芝1800m)に向けた1週前追い切りをCWで行った。
2回目のハロー(整地)明けの時間帯に、福永祐一騎手を背に登場。前にブリンディス、後ろにタイセイドリームという隊列で道中を進めた。直線に向いて、前に追いつくと、すぐに競り落とし、内から追いついてきたタイセイドリームとの追い比べ。これも手応え優勢で前に出て、3頭で最先着。時計は6F81.9〜5F66.6〜4F52.0〜3F37.7〜1F12.0秒で、3F時計が非常に速い。レースを使ったことによる上積みの大きさを感じさせる追い切り内容だった。(取材・写真:井内利彰)