落ち着いて走ることを教え込むという意図がうかがえる
フルーキーの追い切りだった。栗東CWで3頭併せの先頭。パートナーをリードする形で進めて直線は大外へ。道中は行きたがる面を見せていたが、我慢させると、まずまずの伸び脚で6F84秒2-38秒1-12秒3。中の
フリートストリート(6歳オープン)、内の
サンビスタ(6歳オープン)にわずかに遅れたが、追い切りできっちり“学習”させた。
「気持ちが乗りやすいので先行させました。前走(京都金杯)は競馬で珍しく力んでいましたから。その分、伸びあぐねました」と高田助手は調教メニューを説明するとともに前走の敗因を分析する。
前走は暮れの外傷と年明けの雪の影響でしっかりとした追い切りがかけられなかった。通常の調整ができたわけではないので見直す余地はある。