現地時間24日、独・デュッセルドルフ競馬場で行われたドイツ賞(3歳上、独G1・芝2400m)は、紅一点の3歳馬で、F.ミナリック騎手騎乗の2番人気ゴンバルダ Gonbarda(牝3、独・U.オストマン厩舎)が、4番人気コリアーヒル Collier Hillに1.3/4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分28秒73(良)。さらにハナ差の3着には1番人気シモナス Simonasが入った。
勝ったゴンバルダは、父が95年ジャパンC(GI)などG1を7勝したランド Lando、母Gonfalon(その父Slip Anchor)という血統の独国産馬。重賞は前走のハンブルグ牝馬賞(独G3)に続き2勝目。G1は初制覇となった。父ランドの代表産駒には、01年ジャパンCにも来日し、ドバイデューティーフリー(首G1)などG1・3勝を挙げたパオリニ Paoliniや、04年シンガポール航空国際C(星G1)に優勝し、同年のワールドチャンピオンに輝いたエパロ Epaloがいる。