前走のフェアリーSでは、1番人気で8着と期待に応えられなかった
カービングパス。柴山は「包まれて行き場がなくなってしまいましたね。自分のコース取りが悪かったと思っています」と悔しさをにじませる。1週前追い切りは、美浦坂路で4F56秒6-12秒7(馬なり)をマーク。時計は地味でも脚さばきは軽快そのもの。とにかく元気いっぱいだ。「エンジンのかかりが遅いから、東京コースはレースがしやすいはず。能力は高い馬。結果を出したいですね」と主戦は舞台変わりでの反撃を誓っていた。
ディープインパクト産駒の素質馬
ミッキークイーンは、2戦目の未勝利戦を快勝。メンバー最速の上がりで突き抜けた。池江師は「前走は緩い馬場だったが、きっちりと勝つことができたのは大きい」と愛馬をたたえた。1週前追い切りは、浜中を背に栗東CWで5F68秒5-12秒9(馬なり)。キビキビとした脚さばきで、好調を維持している。「中間は順調。重賞でも十分に通用すると思って、強気に使います。切れが持ち味なのでパンパンの良馬場でやらせたいですね」と指揮官は重賞挑戦にも自信をのぞかせていた。