「福島競馬記者クラブ特別賞」を受賞することになった中舘英二騎手(写真は2015年1月25日引退式、撮影:下野雄規)
JRAは、福島競馬記者クラブ(加盟8社)から中舘英二騎手(美浦・フリー)に対して「福島競馬記者クラブ特別賞」を贈る旨の通知があったと発表した。授賞式は4月26日(日)の昼休みに、福島競馬場ウイナーズ
サークルで行う予定。同賞を受賞するのは2008年11月の三浦皇成騎手以来2人目となる。
<中舘英二騎手の受賞理由>
中舘英二騎手は長年にわたり福島競馬で活躍し、福島競馬場で通算3332戦425勝の戦績を残し、同競馬場で歴代2位の勝利数を記録。自身のJRA通算1823勝中、全10競馬場では福島で最多の勝ち星を挙げた。福島では1993年の七夕賞をツインターボで制するなど重賞4勝。福島競馬場では年間最多勝を9回(98年・99年、2003年から7年連続)、開催リーディング(秋の2開催時を含む)は春7回、夏2回、秋7回首位となるなど顕著な活躍で福島競馬を盛り上げた。2月末で騎手を引退する同騎手の福島競馬に対する長年の功績を評価した。
<中舘英二騎手騎手のコメント>
「大好きな福島から賞を頂けることを大変光栄に思います。福島のファンの皆さんにごあいさつできる機会ができたことにも感謝しています。今度は調教師としてもまた福島から賞を頂けるように頑張ります」
(JRA発表)