ルメールのデビューは阪神で6鞍、橋口師「彼は勝っても負けても納得のいく騎乗をしてくれる」

2015年02月27日 18:40

 いよいよルメールがJRAの騎手としての第一歩を踏み出す。新たな門出は日曜阪神で6鞍に騎乗する。昨秋の落馬負傷で久々の実戦となるが、「ほかの騎手よりも2カ月遅くなるけど、今年は年間150勝が目標」と意気込み、メーン・阪急杯のオリービンで早くも重賞Vを狙う。

 同馬を管理する橋口師も全幅の信頼を寄せる。「試験に受かる前に“受かったら頼む”と話していた。彼は勝っても負けても納得のいく騎乗をしてくれるからね」。過去にハーツクライで05年有馬記念、06年ドバイシーマクラシックを制覇。日本競馬に歴史を刻んできた名コンビだ。

 師には忘れられないレースがある。02年12月14日の中京。ツルマルザムライで快勝した伊吹山特別だ。師との初コンビで、ルメールにとっては特別レース初勝利。「初めて表彰台に上がって喜んでいたから、写真を贈ったんだ。両親も来ていて喜んでね。よく覚えているよ」。名コンビの原点となった一戦だ。

「俺は彼にいい思いをさせてもらっているからね。オリービンには距離、コースとも絶好の舞台。頑張ってほしい」と師。名伯楽とのタッグで、初日から日本競馬を沸かせる。

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