中山11R・総武S(ダート1800m)は2番人気の4歳馬フィールザスマート(美浦・新開)が5番人気のノースショアビーチ(2着)とのたたき合いを首差で制し、初のオープン特別勝ちを決めた。勝ちタイムは1分54秒0。さらに1馬身1/4差の3着には6番人気のキクノソルが入った。なお、大久保洋厩舎のラストランとなった1番人気のベルゲンクライは4着に敗れた。

　これまでとは違い、積極的に好位から運んだ田中勝は「ペースが遅くて少し(ハミを)かんだけど、最後はいい脚。力をつけている証拠だね」とニンマリ。「強くなっている」とうなずいた新開師は、次走に予定する名古屋大賞典(3月26日・名古屋、ダート1900m)での重賞Vを期待した。