7日、函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、菊沢隆徳騎手騎乗の5番人気ニシノアンサー(牡2、美浦・奥平真治厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、直線で中団から追い込んだ2番人気ナムラブームを1/2馬身凌いで優勝した。勝ちタイムは1分12秒3(良)。さらに3/4馬身差の3着には1番人気トップディアマンテが入った。勝ったニシノアンサーは、父スペシャルウィーク、母ニシノファイナル(その父マラキム)という血統。伯母には92年桜花賞、スプリンターズS(共にGI)などGI・3勝を挙げたニシノフラワーがいる。デビュー戦(函館・芝1200m)は、ケイアイマイバッハ(牡2、美浦・石毛善彦厩舎)の2着、前走(函館・芝1200m)は5着に敗れていた。通算成績3戦1勝。
小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は石橋守騎手騎乗の3番人気ゴウゴウキリシマ(牡2、栗東・梅田康雄厩舎)が、好位追走から直線抜け出すと、5番人気マッチメイトに3.1/2馬身の差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分09秒5(良)。断然の1番人気(単勝110円)に支持されたイサミサクラサクラは、直線追い上げるも3着に敗れた。同馬は父キングヘイロー、母マルシンアモン(その父バイアモン)という血統。北海道オータムセール1歳にて250万円で落札された。デビュー戦(阪神・ダート1200m)は4着、2戦目の未勝利(阪神・ダート1000m)も4着だった。通算成績3戦1勝。
新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、柴田善臣騎手騎乗の2番人気ナンヨーノサガ(牝2、美浦・池上昌弘厩舎)が、スタート直後から果敢に先行し、直線で5番人気カワキタグローリーに5馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分09秒8(良)。さらに2馬身差の3着には4番人気カンドーレが入った。勝ったナンヨーノサガは、父は新種牡馬デザートキング、母モーニングミュージック(その父Green Desert)という血統。牝系には94年オークス(GI)を制したチョウカイキャロル(父ブライアンズタイム)がいる。同馬は、JRAブリーズアップセール出身(870万円)で、デビュー戦(福島・芝1200m)は、スターライトルビー(牝2、美浦・相沢郁厩舎)の3着に敗れており、3戦目での初勝利となった。通算成績3戦1勝。なお、デザートキング産駒は6月にホッカイドウ競馬で初勝利を挙げているが、JRAでは初勝利となった。