7日、阪神競馬場でチューリップ賞(3歳・牝・GIII・芝1600m)が行われ、スタートは今一つだったものの、道中で中団までポジションを上げた横山典弘騎手騎乗の5番人気ココロノアイ(牝3、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で先行各馬を捕らえて先頭に立ち、最後は後方から追い込んできた7番人気アンドリエッテ(牝3、栗東・牧田和弥厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒7(重)。
さらに3/4馬身差の3着に2番人気レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智之厩舎)が入った。なお、3番人気ロカ(牝3、栗東・今野貞一厩舎)は4着、1番人気クルミナル(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)は11着に終わった。
勝ったココロノアイは、父ステイゴールド、母ビューティソング、その父デインヒルという血統。昨年のアルテミスSを制し、阪神JFでも3着に入った実績馬が、今年の初戦を見事に制した。なお、本馬及び2着のアンドリエッテ、3着のレッツゴードンキは、4月12日に行われる桜花賞の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ココロノアイ(牝3)
騎手:横山典弘
厩舎:美浦・尾関知人
父:ステイゴールド
母:ビューティソング
母父:デインヒル
馬主:酒井牧場
生産者:酒井牧場
通算成績:5戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年アルテミスS(GIII)