サクラゴスペルが差し切り、オーシャンS2勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
7日、中山競馬場でオーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)が行われ、中団でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の7番人気サクラゴスペル(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、逃げ粘る1番人気ハクサンムーン(牡6、栗東・西園正都厩舎)をゴール前で捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒7(稍重)。
さらにクビ差の3着に4番人気ベステゲシェンク(牡5、美浦・古賀慎明厩舎)が入った。なお、2番人気リトルゲルダ(牝6、栗東・鮫島一歩厩舎)は6着、3番人気スマートオリオン(牡5、美浦・鹿戸雄一厩舎)は10着に終わった。
勝ったサクラゴスペルは、父サクラプレジデント、母サクラブルース、その父Cure the Bluesという血統。2013年にこのレースを制して以降、勝ち星を挙げられないでいたが、ここで久々の勝利を手にし、3月29日に中京競馬場で行われる高松宮記念の優先出走権もあわせて獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆サクラゴスペル(牡7)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・尾関知人
父:サクラプレジデント
母:サクラブルース
母父:Cure the Blues
馬主:さくらコマース
生産者:山田牧場
通算成績:27戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年オーシャンS(GIII)