テンダリーヴォイス差し切り、戸崎「どんな競馬でも対応できるタイプ」/アネモネS

2015年03月15日 12:00

鮮やかに抜け出したテンダリーヴォイス=中山競馬場

 仁川行きのチケットはディープインパクト産駒の2頭に。桜花賞トライアル「アネモネS」(芝1600m)は14日、中山11Rに16頭で争われ、1番人気のテンダリーヴォイス(美浦・萩原)が1分36秒6のタイムで快勝した。道中は4、5番手の外めのポジション。急坂を上がってから一気に加速し、1勝馬同士の攻防を鮮やかに差し切った。馬場の内めを伸びた3/4馬身差の2着メイショウメイゲツまでの上位2頭が桜花賞(4月12日・阪神、芝1600m)の優先出走権を獲得。後方待機の4番人気アドマイヤピンクがさらに1馬身1/4差の3着だった。

「初めてのコンビになりましたが、追い切りに乗せてもらって、乗りやすくていい馬だなと思っていました」と戸崎圭は満足そうに話す。祖母に重賞6勝のブロードアピールを持つディープインパクト産駒。鞍上は、実戦での操縦性の高さを称賛する。「折り合いがつくし、かなりの瞬発力もあります。どんな競馬でも対応できるタイプ」とうなずいた。

 次戦はもちろん、優先出走権を獲得した桜花賞へ向かう。「外めの枠だったが、とてもいい内容だった。(早めに)栗東に行くかどうかとかは、これからオーナーと相談して決めたい」と萩原師。今回は自身を含めて出走全頭が1勝馬と手薄なメンバーだったのは確かだが、競馬センスの良さはフルゲート18頭で争われる本番でひとつの武器になりそうだ。

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