フェノーメノなど、日経賞1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2015年03月19日 17:40

戸崎騎手が跨って日経賞の1週前追い切りを行ったフェノーメノ(撮影:佐々木祥恵)

 3月28日(土)に中山競馬場で行われる日経賞(GII・芝2500m)に出走予定の美浦所属各馬の1週前追い切りが、3月18日(水)、19日(木)の両日に渡って行われた。追い切り後に関係者に話を聞いた。

フェノーメノ(牡6・美浦・戸田博文)について、戸崎圭太騎手。
「先週も乗せてもらったのですが、跨った瞬間、さすがGI馬だなと感じました。今日(3/19)は、前の馬と少し離れた位置で走り、4コーナーでは並んで直線では伸ばすという内容の追い切りでした。先週よりも今週の方が動きが良かったですし、息遣いも良かったです。前にいた馬に並びかけた時には良すぎるほどの反応でしたし、先週とガラッと印象が変わりました」

クリールカイザー(牡6・美浦・相沢郁)について、堤昌晴調教助手。
「前走のAJCC(GII・1着)は、スンナリと競馬ができたのが良かったのだと思います。レース後は、一旦放牧に出しました。今週(3/18)の追い切りでは、いくらか太い感じがしましたが、今週末、来週とあと2本やれば仕上がるでしょう。以前は追い切りでも、前にいる馬を追いかけると引っ掛かるところがありましたが、今週も折り合いがついていましたし、成長していますね。あとはレースで、自分の競馬ができればと思います。あまり馬込みに入らない方が良いかもしれません」

ステラウインド(牡6・美浦・尾関知人)について、尾関調教師。
「さほど疲れはないのですが、長い距離のレースで頑張ってきていますし、体が硬くなってきているので、それを気をつけながら調整をしています。今日(3/19)の追い切りも、チャーリーブレイヴ(セン5・1000万下)と併せてしっかり動いていました。引き続いて競馬を使ってきていますし、日経賞を目標に順調に来ています」

ホッコーブレーヴ(牡7・美浦・松永康利)について、松永調教師。
「昨年秋は春の疲れを引きずっていたのか、覇気が出てきませんでした。今回の休み明けは、良い時の雰囲気があります。今週(3/19)は、併せたシゲルヒュウガ(牡4・500万下)が予想以上にしっかり動いてくれて、良い調教ができました。先週に蹄の不安がありましたが、しっかりケアをしていますし、今日の追い切りの動きを見る限り問題はないと思います」

トーセンアルニカ(牝5・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「今週(3/18)は、フラワーC(GIII)に出走するアルビアーノ(牝3・OP)とウッドチップコースで併せて遅れましたが、仕掛けが遅くなってのものなので、遅れは心配ありません。いろいろな意味で張り切らないというか、ガツガツしたところがなくなってきたこともあり、長めの距離で良さが出ているのだと思います。この後は、大丈夫そうなら天皇賞(春)に向かう予定です」(取材・写真:佐々木祥恵)

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