17日、旭川競馬場で行われたブリーダーズゴールドC(3歳上、交流GII・ダート2300m、1着賞金4000万円)は、秋山真一郎騎手騎乗の2番人気サカラート(牡5、栗東・石坂正厩舎)が、道中中団から直線抜け出すと1番人気タイムパラドックスの追撃を1/2馬身凌いで優勝した。勝ちタイムは2分32秒2(良)。さらに6馬身差の3着には逃げた3番人気タマモアーチストが入った。
勝ったサカラートは父アフリート、母スカーレットレディ(その父サンデーサイレンス)という血統。半弟に04年のラジオたんぱ杯2歳S(G3)を制したヴァーミリアン(牡3、栗東・石坂正厩舎、父エルコンドルパサー)、牝系には04年皐月賞(GI)を制したダイワメジャー、00年新潟3歳S(GIII)を勝ったダイワルージュなどがいる。昨年7月の灘S(阪神・ダート1800m)以来となった今年1月の平安S(GIII)を4着と好走。その後3戦(2着→4着→6着)は結果が出ていなかったが、前走、東海S(GII)を7馬身差で圧勝しており、この勝利で重賞2連勝となった。通算成績22戦7勝(地方1戦1勝)。
鞍上の秋山真一郎騎手、管理する石坂正調教師共に同レース初制覇。これでJRA所属馬は第2回から16連勝となった。