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クイーンズリング=栗東坂路で4F66秒2をマーク。「いい感じでした。落ち着いていますね。きっちりと思った通りの調教をこなしてくれています」と吉村師はうなずく。前走がマイナス20キロでの勝利だったが「久々を使って、間違いなく上積みはあります」と自信をのぞかせた。
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テンダリーヴォイス=木曜に阪神入り。決戦前日は乗り運動中心の調整を行った。「到着後もカイバはしっかり食べています。以前に新潟へ(同じく木曜に)輸送した時と同じような感じですね」と萩原師。「操縦性の高さと状態の良さを生かして頑張ってほしい」と期待を寄せていた。
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ココロノアイ=角馬場から栗東CWをサッと流した。美浦から駆けつけた尾関師は「追い切りは控えめだったし、最後だけ大きめ。掛かるかと思ったけど、うまく乗ってくれた」と満足げ。「やっていない馬との力関係は分からないが、いいレースができるはず」と期待を込めた。
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メイショウメイゲツ=阪神競馬場の装鞍所からパドックをスクーリングして、日曜の決戦に備えた。430キロ前後と小柄な一頭だが「カイ食いは落ちていないし、落ち着いているから問題はなさそうです」と青田厩務員。「ただ、重だとどうかな」と、馬場の回復をリク
エストしていた。
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レオパルディナ=栗東坂路で4F69秒5。高橋康師は「いつも通りですね。数字は変わっていませんが、見た目にはボリュームも出ました」と感触は上々だ。8枠(17)番に「周りを見ながらスムーズな競馬をしてほしい。あとはジョッキーにお任せです」と名手・武豊の手腕に託した。
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クールホタルビ=栗東坂路を4F70秒2と自分のリズムを守ってレース前日の調整を終えた。「雰囲気はいいです。前走は気持ちの分だと思う。落ち着いて、折り合いのつくレースができれば。雨は苦にしないし、他馬が気になるなら、その方がいいかも」と辻田厩務員は話した。