粘り込むオウマタイムをゴール前で差し切った(撮影:高橋正和)
22日、大井競馬場で第60回羽田盃(3歳・ダ1800m・1着賞金3500万円)が行われ、後方から道中徐々にポジションを上げた石崎駿騎手騎乗の2番人気ストゥディウム(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、3コーナー手前から先頭に立っていた1番人気オウマタイム(牡3、船橋・林正人厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒6(重)。
さらに3/4馬身差の3着に11番人気ラッキープリンス(牡3、浦和・小久保智厩舎)が入った。なお、3番人気ヴェスヴィオ(牡3、大井・鈴木啓之厩舎)は5着に終わった。
勝ったストゥディウムは、父ルースリンド、母ルナマリア、その父ジェイドロバリーという血統。前哨戦の京浜盃では1番人気に支持されながら11着と惨敗していたが、この本番で見事に巻き返した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ストゥディウム(牡3)
騎手:石崎駿
厩舎:船橋・矢野義幸
父:ルースリンド
母:ルナマリア
母父:ジェイドロバリー
馬主:(株)Nicks
生産者:清水誠一
通算成績:9戦4勝(重賞3勝)