27日、小倉競馬場で行われた11R・ひまわり賞(九州産馬、芝1200m)は、石橋守騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)ミッキーコマンド(牝2、栗東・福島信晴厩舎)が、4角手前で早々に先頭に立つと、直線外から差を詰めた3番人気テイエムミゴテカの追撃を3/4馬身凌いで優勝した。勝ちタイムは1分09秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には内から進出した6番人気メゴヒメが入った。
勝ったミッキーコマンドは父が97年北九州記念(GIII)を勝った新種牡馬ダンディコマンド、母はスイフトクイン(その父スイフトスワロー)という血統の九州産馬。半兄に02年シルクロードS(GIII)で3着に入ったアイティースワロー(父マークオブディスティンクション)がいる。デビュー戦(小倉、芝1000m)は、逃げて2歳タイレコードとなる56秒8の好タイムで快勝。続くフェニックス賞(小倉、芝1200m)は好位からレースを進めるも4着に敗れていた。通算成績3戦2勝。