28日、札幌競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1500m)は、菊沢隆徳騎手騎乗の3番人気タガノアイガー(牡2、栗東・松田博資厩舎)が、道中後方から徐々に進出し、直線は大外に持ち出すと、出遅れながらも脚を伸ばした1番人気アサクサゼットキをクビ差交わし優勝した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には、先に抜け出した2番人気サクラオールインが入った。
勝ったタガノアイガーは、父サンデーサイレンス、母タガノターキン(その父グルームダンサー)という血統。叔父に00年東京スポーツ杯3歳S(GIII)を制し、朝日杯3歳S(GI)でも2着に入ったタガノテイオー(父サンデーサイレンス)がいる。サンデーサイレンス産駒は、ダイアモンドヘッド(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)、マツリダゴッホ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)に続き、JRA2歳世代では3頭目の勝ち上がりとなった。