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トーセンアルニカ=金曜朝に京都競馬場へ一番乗り。2年前のエリザベス女王杯(4着)、昨年のパールS(6着)に続いて3度目の京都となるだけに、すっかり環境にも慣れた様子だ。「スムーズに輸送ができたようなので」と木村師。土曜朝は運動だけにとどめて本番へと備えた。
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スズカデヴィアス=栗東坂路で総仕上げを行い、落ち着いた様子で4F64秒8-15秒9のタイムを記録した。「変わりなくきています。先週、今週といい動きをしてくれましたからね。いい状態で臨めそうです」と橋田師。果敢に主導権を握り、粘り強さを発揮する態勢は整っている。
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クリールカイザー=金曜に京都入り。福島へ遠征したことはあるが、関西圏では初めての競馬になる。それでも歴戦の古馬とあって、環境の変化に戸惑った様子はない。「輸送は問題なかった。馬体も絞れているからね」と佐藤厩務員。土曜朝は厩舎の周りを運動して体をほぐした。
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ラブリーデイ=栗東坂路で4F64秒6-14秒5。兼武助手は「乗り手も“いい感じ”と言っていたし、変わりなく順調」と手応えを口にする。「前走は若干余裕のある体に見えたし、今回減っていてくれたらいい。京都に変わって自分の競馬ができるようなら」と期待していた。
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フーラブライド=栗東坂路を1本駆け上がった。4F65秒6-16秒0というラップを刻み、最終調整を終えた。送り出す木原師は「体が引き締まってきました。前走を使った分とで、今回は反応が違ってくるはずです」と状態の良さをアピールした。体調面の上積みは大きそうだ。
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デニムアンドルビー=栗東坂路を駆け上がって(4F62秒7-14秒7)好調を伝えた。「追い切った後もしっかりカイバを食べています。
テンションも緩み過ぎず、上がり過ぎない、ピンと張った感じ」と吉岡助手。前走の阪神大賞典では2着と健闘。62年ぶりの牝馬Vへ態勢を整えた。