29日、現地時間10月1日に米・ベルモントパーク競馬場で行われるヴォスバーグS(米G1・ダート6f)に出走予定だったメイショウボーラー(牡4、栗東・白井寿昭厩舎)が、右寛跛行を発症したため遠征を取り止めることが明らかになった。今後については未定。
同馬は父タイキシャトル、母ナイスレイズ(その父Storm Cat)という血統。今年初戦の
ガーネットS(GIII・ダート1200m)で初ダートをものともせず快勝。続く根岸S(GIII・ダート1400m)でも後続に7馬身をつける圧勝を決め、ダート戦線の主役に躍り出た。連勝で迎えたフェブラリー(GI・ダート1600m)も強さを見せつけGI初制覇を達成。その後の高松宮記念(GI・芝1200m)では不本意な16着、前走のかしわ記念(交流GI・ダート1600m)では5着に敗れていた。通算成績17戦7勝(重賞5勝)。