10日、阪神競馬場で行われた4R・2歳新馬(ダート1200m)は、和田竜二騎手騎乗の1番人気
ワーキングボーイ(牡2、栗東・中尾正厩舎)が、中団追走から直線で脚を伸ばし、ゴール前で2番人気
フジヤマスウィープをハナ差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分15秒0(良)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気
ラプタルが入った。
勝った
ワーキングボーイは、父エンドスウィープ、母ワーキングイオン(その父ジェイドロバリー)という血統。伯父に00年函館記念(GIII)を制した
クラフトマンシップ(父フレンチグローリー)、叔父に05年アメリカJCC(GII)など重賞3勝を挙げている
クラフトワーク(牡5、美浦・後藤由之厩舎)がいる。父エンドスウィープは02年7月に死亡しており、今年度の2歳世代がラストクロップとなる。JRA現2歳世代ではクローバー賞(OP)を制したアドマイヤムーン(牡2、栗東・松田博資厩舎)、
タイセイハニー(牝2、美浦・菊川正達厩舎)に続き、3頭目の勝ち上がりとなった。