ワンモアチャッター、クビ差凌いで重賞初制覇

2005年09月10日 15:49

 10日、阪神競馬場で行われた朝日チャレンジC(GIII・芝2000m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気ワンモアチャッター(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、中団追走から直線で脚色良く抜け出すと、中団から脚を伸ばした6番人気エリモハリアーの追撃をクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分59秒4(良)。さらにハナ差の3着には4番人気ツルマルヨカニセが入った。

 勝ったワンモアチャッターは、父ペンタイア、母スケアヘッドライン(その父パドスール)という血統。叔父には00年京都新聞杯(GII)2着のマルカミラー(父グルームダンサー)がいる。02年9月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げるも、その後は好走するも勝ち星には恵まれず、2勝目は04年2月と出世に時間がかかっていた。近走は安定した成績を残しており、3走前、前々走の小牧特別、フィリピンT(共に1000万下)を連勝し、格上挑戦となった先月14日に小倉競馬場で行われた小倉記念(GIII)を2着と好走していた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を33戦6勝とした。

 鞍上の福永祐一騎手、管理する友道康夫調教師は、共に同レース初制覇。JRA重賞は、福永祐一騎手が05年7月にサイドワインダーで制した関屋記念(GIII)以来、通算47勝目。友道康夫調教師は、開業3年目でのJRA重賞初制覇となった。

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