11日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝2000m)は、福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝110円)マルカシェンク(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が、スタートで後手を踏むものの4角から徐々に進出し、直線では大外から伸び、先に抜け出した3番人気メイショウジーゲンに3馬身の差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分4秒1(良)。さらに3/4馬身差の3着には4番人気マイネルリーデルが入った。フサイチエアデールの仔で新種牡馬クロフネ産駒フサイチリシャールは、2番人気に支持されるも直線伸びを欠き、3着から3/4馬身差の4着に敗れた。
勝ったマルカシェンクは、父サンデーサイレンス、母は伊1000ギニー(伊G2)の勝ち馬シェンク(その父Zafonic)という血統。サンデーサイレンス産駒は、JRA2歳世代では5頭目(4頭が新馬勝ち)の勝ち上がりとなった。