6月10日に宝塚記念の2週前追い切りを行ったゴールドシップ(撮影:井内利彰、撮影日は6月2日)
 
 宝塚記念(6月28日・阪神芝2200m)の3連覇に向けて、調整を進めている
ゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎)。今朝10日は1回目のハローが明けた坂路馬場で横山典弘騎手が騎乗して、2週前追い切りを敢行した。 
セイウンチカラが先行し、それを1秒近く追走する流れ。前半のペースは決して速くなかったが、前との差はさほど詰めずにラップを刻んでいく。後半2F地点でも4馬身差あったが、いつもの動きなら楽に交わすだろうと思っていたが、前も攻め駆けするタイプだけに、なかなか追いつかない。促されても
スピードアップしないのが、この馬なので「らしい」と言えば、らしい追い切り。時計的にも4F53.6〜3F39.6〜2F25.7〜1F12.9秒と地味だが、この内容だけで判断するのは難しい。(取材・写真:井内利彰)