このメンバーに入れば実績上位のコパノリチャード(写真は2014年高松宮記念優勝時)
今年の函館スプリントSには、昨年の高松宮記念を制したコパノリチャードが登場する。今年は勢いを欠いているが、ここなら実績上位で、GI馬らしい走りが期待されるところ。他にも快足・アンバルブライベン、勢いのあるサトノデプロマットなども参戦して、GI馬相手にどんな競馬ができるかに注目が集まる。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/21(日) 函館スプリントS(3歳上・GIII・函館芝1200m)
コパノリチャード(牡5、栗東・宮徹厩舎)は昨年の高松宮記念から勝ち星を挙げていないが、このメンバーに入れば実績上位。ダイワメジャー産駒でパワーがあるので洋芝もこなせるタイプ。58キロの斤量さえこなせれば当然上位争いに持ち込んでくるだろう。
アンバルブライベン(牝6、栗東・福島信晴厩舎)は開幕週でそのテンの速さが生きそう。使い込まれていただけにレース間隔がとれたこともプラス材料で、ここは一気の逃げ切りが期待される。
その他、洋芝が合うローブティサージュ(牝5、栗東・須貝尚介厩舎)や、サトノデプロマット(牡5、栗東・高橋亮厩舎)・ティーハーフ(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)といった勢いのある馬もこのメンバーでどれだけやれるかに注目が集まる。発走は15時25分。