6月20日(土)・21日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、18日確定した。
今週は東京、阪神・函館で計7鞍の2歳新馬戦が組まれており、土曜東京5Rには今年の皐月賞で2着に入ったリアルスティールの全弟プロディガルサン(牡、美浦・国枝栄厩舎・父ディープインパクト)が鞍上戸崎圭太騎手で登場する。今週の新馬戦に出走する主な2歳馬は以下の通り。
※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)
◆6/20(土)
・東京5R(芝1600m・16頭)
プロディガルサン(牡、戸崎圭太・国枝栄・ディープインパクト)…全兄リアルスティールは新馬、共同通信杯と2連勝し、皐月賞でも2着に入った。同じく全兄のラングレーも現役で4勝を挙げている。美浦南Wなどで順調に乗り込まれ、初戦から期待できそうだ。
マイネルリプケン(牡、柴田大知・上原博之・ダイワメジャー)…母ダイワパッションは2006年のフィリーズレビューなど重賞2勝を挙げた。
・阪神5R(ダ1200m・12頭)
ゼンノサーベイヤー(牡、藤岡佑介・中内田充正・Mineshaft)…米国産馬。栗東坂路、CWで乗り込まれ順調な仕上がり。先週、今週と終い1ハロン12秒を切っていて鋭い伸びを見せている。初戦から期待できそう。
・函館5R(芝1000m・10頭)
ウェルノーテッド(牝、四位洋文・昆貢・ドリームジャーニー)…半兄アキトクレッセント(父ウォーエンブレム)は現役の3歳馬で、オープンの昇竜Sを含む3勝を挙げている。
◆6/21(日)
・東京5R(芝1400m・16頭)
タネホカホカ(牡、江田照男・大和田成・アサクサデンエン)…半姉ミナレット(父スズカマンボ)は今年のヴィクトリアマイルで18番人気3着と激走。新馬戦も14番人気で勝利し、3連単の史上最高配当を演出している。
ブランデーグラス(牡、吉田隼人・牧光二・オレハマッテルゼ)…伯母に2007年の日本ダービーなどGIを7勝したウオッカがいる。
・東京6R(ダ1400m・16頭)
トウショウシェル(牡、石橋脩・池上昌弘・クロフネ)…祖母マザートウショウは1993年のクイーンCなど重賞3勝を挙げた。
・阪神5R(芝1600m・11頭)
デアリングエッジ(牝、岩崎翼・河内洋・キングカメハメハ)…母デアリングハートは2006・07年の府中牝馬S連覇など重賞3勝を挙げ、05年の桜花賞3着などGIでも活躍した。
・函館5R(芝1200m・12頭)
インジャスティス(牡、柴山雄一・藤沢和雄・ファルブラヴ)…全姉フォーエバーマークは2013年のキーンランドCを制した。
オデュッセウス(牡、岩田康誠・手塚貴久・ファルブラヴ)…ダート重賞6勝で現役のノーザンリバー、ダート重賞4勝を挙げたランフォルセの甥にあたる。