オースミムーンが5馬身差で東京ジャンプSを制した(撮影:下野雄規)
27日、東京競馬場で東京ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3110m)が行われ、6番手あたりでレースを進め、最後の直線手前で前に取りついた高田潤騎手騎乗の3番人気オースミムーン(牡6、栗東・松下武士厩舎)が、最終障害を越えて抜け出し、中団追走から追い上げた5番人気タナトス(牡7、栗東・森秀行厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分27秒2(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気ウォンテッド(牡5、栗東・松田国英厩舎)が入った。なお、2番人気タマモプラネット(牡5、栗東・南井克巳厩舎)は5着、1番人気エーシンホワイティ(牡8、栗東・松元茂樹厩舎)は9着に終わった。
勝ったオースミムーンは、父アドマイヤムーン、母レディクライマー、その父リアルシャダイという血統。重賞はこれで5勝目。また、今年3月に開業した松下武士調教師にとっては、これが初めての重賞制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆オースミムーン(牡6)
騎手:高田潤
厩舎:栗東・松下武士
父:アドマイヤムーン
母:レディクライマー
母父:リアルシャダイ
馬主:オースミ
生産者:山際辰夫
通算成績:27戦6勝(重賞5勝)
主な勝ち鞍:2013年東京ハイジャンプ(JGII)