センスのいい走りで新馬Vを決めたレディトリス(手前)=函館競馬場
「2歳新馬」(函館5R・芝1000m)
7頭立ての一戦は2番人気のエンパイアメーカー産駒
レディトリス(牝、美浦・高市)がスムーズな競馬で快勝した。タイムは58秒3。最内枠の5番人気
ホワイトパンドラ(2着)と4番人気
コウキアツガール(6着)が馬体を並べて引っ張る展開。道中3番手から4角を勢い良く回ると、外から
ホワイトパンドラに並び掛けて半馬身差をつけた。なお、
ジェンティルドンナの近親で1番人気に推された
マダムクレアシオンは発馬であおって後方から。勝負どころで外を回って進出したが、さらに2馬身差の3着に敗れた。
近親にス
プリントGI2勝の
ビリーヴが名を連ねる血統馬に、柴山は「
スピードもセンスもある。気合をつければすぐに反応してくれる敏感な馬。短めの距離が向くだろうけど、あと1F延びても大丈夫」とうなずく。次戦は函館2歳S(26日・函館、芝1200m)になるもようだ。