ひと叩きの効果に期待だ。
トウケイヘイローは前走の鳴尾記念(10着)が9か月半ぶり。宮下助手は「体に多少余裕があったかも」と振り返る。中間の気配は目に見えて良くなっているという。「息遣いが良くなったし、筋肉の質が変わってきた。今回も自分の競馬をするだけ。変わり身があると思う」と、重賞4勝の実績馬の復活を思い描いていた。
15番人気という評価に反発し、
トラストワンは目黒記念で5着に奮闘。「(3、2走前に7、10着の)中山記念や大阪杯も出来は良かったが、道悪でノメっていた」と松本助手は、良馬場で変わり身を発揮した前走が本来の姿であることを強調する。全5勝中、4勝が7〜8月。「今回も馬場が鍵。夏場は走るし引き続き調子はいいので」とうなずいた。