20日、高校生の生産馬としては史上初めてJRAの新馬戦に優勝したユメロマン(牡3、美浦・宗像義忠厩舎、父ジェネラス)を生産するなどの功績を称えられ、同馬を生産した北海道静内農業高校(静内町田原、260人)に対し、同校体育館において高橋はるみ北海道知事から感謝状が贈られた。
同校は昭和53年創立。教育実習の一貫としてサラブレッドの生産が組みこまれ、同馬の半弟サクラホウジュ(牡2、北海道・堂山芳則厩舎、父ラムタラ)が今春の道営ホッカイドウ競馬のJRA認定フレッシュチャレンジ競走に優勝するなど活躍したほか、今年のセレクションセール当歳において桜可憐(牝、父アグネスデジタル)を300万円で売却するなど大人顔負けの活躍をしている。
細越日高支庁長は「農民に夢とロマンを与えた功績は大きい」と同校の偉業を称えた。