7月11日(土)・12日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、9日確定した。
今週は福島、中京・函館で計9鞍の2歳新馬戦が組まれており、日曜福島5Rには昨年の秋華賞馬ショウナンパンドラの半弟スピアザゴールド(牡、美浦・久保田貴士・父ネオユニヴァース)が田辺裕信騎手を鞍上にデビューする。今週の新馬戦に出走する主な2歳馬は以下の通り。
※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)
◆7/11(土)
・福島5R(芝1200m・11頭)
キャプテンペリー(牡、大野拓弥・岩戸孝樹・クロフネ)…美浦南Wで順調に乗り込まれている。初戦から動けそう。
・中京5R(芝1600m・10頭)
シルバーステート(牡、福永祐一・藤原英昭・ディープインパクト)…半姉のヴィルジニア(父Galileo)は新馬戦を勝ち、続く2戦目でチューリップ賞に出走し、4着に入った。本馬も調教で良い動きを見せており、姉以上の活躍が期待される。
・中京6R(ダ1400m・16頭)
リルージュ(牡、和田竜二・石坂正・ヴァーミリアン)…栗東坂路で2週連続でラスト1ハロン12秒台で走っており、仕上がりは万全。初戦から動けそう。
レガーロ(牡、C.ルメール・大久保龍志・Bernardini)…母サンタテレジータは現役時代に米GI・サンタマリアHを制した。
バデル(牡、幸英明・中村均・クロフネ)…祖母ファレノプシスは1998年の桜花賞などGI・3勝を挙げた。その弟キズナは2013年のダービー馬。
・函館5R(芝1200m・8頭)
メジャータイフーン(牝、三浦皇成・高柳瑞樹・ダイワメジャー)…叔父に2010年の日本ダービー、12年の天皇賞・秋を制したエイシンフラッシュがいる。函館でWコースを中心に順調に乗り込まれている。
・函館6R(ダ1000m・8頭)
ヴァンデローズ(牝、三浦皇成・池上昌弘・ヴァーミリアン)…北海道トレーニングセール出身で仕上がりは良さそうで、初戦から動けそうなタイプ。
◆7/12(日)
・福島5R(芝1800m・14頭)
スピアザゴールド(牡、田辺裕信・久保田貴士・ネオユニヴァース)…半姉のショウナンパンドラ(父ディープインパクト)は昨年の秋華賞馬。調教でも動いており、活躍が期待される。
エフティスパークル(牡、蛯名正義・鹿戸雄一・ハービンジャー)…母エフティマイアは2008年の桜花賞・オークスで、ともに人気薄ながら2着に入った。
・福島6R(牝・芝1200m・15頭)
サトノアイリ(牝、田中勝春・宗像義忠・ステイゴールド)…追い切りで追走併入としっかり動いた。初戦から期待。
・中京5R(芝1400m・11頭)
スーサンブルース(牡、和田竜二・岩元市三・キングカメハメハ)…半兄ゴーイングパワー(父サクラバクシンオー)は、2011年の兵庫ジュニアグランプリを制している。
・函館5R(芝1800m・6頭)
アドルナメンテ(牝、岩田康誠・須貝尚介・ワークフォース)…栗東でじっくり乗り込まれ、函館での追い切りも良い動き。
グローリーミスト(牡、藤岡康太・中竹和也・ワークフォース)…叔父に2011年のNHKマイルCなど、GI・2勝を挙げたグランプリボスがいる。