30日、門別競馬場で第36回王冠賞(3歳・ダ1800m・1着賞金400万円)が行われ、先手を取った川原正一騎手騎乗の1番人気オヤコダカ(牡3、北海道・原孝明厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の3番人気タイムビヨンド(牝3、北海道・堂山芳則厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒2(良)。

　さらに3馬身差の3着に4番人気フジノサムライ(牡3、北海道・米川昇厩舎)が入った。なお、2番人気アルランピード(牡3、北海道・松本隆宏厩舎)は6着に終わった。

　勝ったオヤコダカは、父サムライハート、母オメガカリビアン、その父フレンチデピュティという血統。北海優駿ではスタート直後に落馬し競走中止となったが、ここで改めてその実力を見せて、北斗盃との2冠を達成した。

【勝ち馬プロフィール】
◆オヤコダカ(牡3)
騎手：川原正一
厩舎：北海道・原孝明
父：サムライハート
母：オメガカリビアン
母父：フレンチデピュティ
馬主：森永正志
生産者：森永聡
通算成績：15戦7勝(JRA1戦0勝・重賞3勝)